2024年版 Unityのはじめ方:アカウント作成からVisual Studioとの連携までの手順を解説【プログラミング未経験でもOK】
前回の記事で、プログラミング未経験の初心者でも、レトロゲームを作れるように解説するという話をしました。今回はそれに向けての準備を行っていきます。
Unityは、ゲーム開発やAR/VRアプリケーションの制作など、さまざまなプロジェクトを実現するための強力な開発ツールです。
しかし、初めてUnityを使う人にとっては、アカウント作成や必要なソフトウェアのインストール、さらにはVisual Studioとの連携など、最初の一歩が少し複雑に感じるかもしれません。
ですが、本記事では、初心者でもわかるように、Unityを使えるように準備する手順を詳しく解説していきます。
1. Unityアカウントの作成
Unityを利用するためには、まずUnityアカウントの作成が必要です。以下の手順に従って進めましょう。
1.Unityの公式ウェブサイトにアクセスします。そして、右上にある"UnityID を作成"ボタンをクリックします。

2.メールアドレス、ユーザー名、パスワードなど必要な情報を入力して、完了したら"Create Unity ID"ボタンをクリックします。

3.登録したメールアドレスに送られてきた確認メールを開き、指示に従ってアカウントを有効化します。
2. Unity Hubのダウンロードとインストール
Unity Hubは、複数のUnityバージョンの管理やプロジェクトの作成などを行うためのツールです。
まずはUnity Hubを公式ウェブサイトからダウンロードしてインストールしましょう。

ダウンロード後にファイルを実行してUnity Hubをインストールして完了したら、Unity Hubを起動します。
ライセンスの登録
初回時にはライセンスを求められるので左上の鍵マークをクリック

ライセンスのタブをクリック→ライセンスを加える

無料で使用する場合は「無料のPersonalライセンスを取得」をクリックします。

ついでに、もし日本語でなかったら、以下の通りにして日本語に設定するとよいでしょう。

3. Unityのバージョンを選択してインストール
起動したUnity Hubを使ってUnityを以下の手順でインストールします。
- Unity Hubが起動したら、"Installs"タブをクリックします。この時にインストールするバージョンはLTSの中で一番新しいバージョンにしておくとよいです。
- “Add"をクリックして新しいUnityのバージョンを追加します。
- 使用したいUnityのバージョンを選択し、"次へ"をクリックします。
- オプションはVisualStudio2022 CommunityとWebGLと日本語の3つにチェックを入れて"インストール"をクリックします。
- インストールが完了するまで待ちます。

もし、VistualStudio2022 Communityがダウンロードできてなかったら以下から手動でインストールしましょう。
このダウンロードしたVisualStudioInstallerを起動して以下の「変更」をクリックします。
次にモジュールを選択する画面になるので以下の2つにチェックを入れてから右下のインストールをクリックします。特にUnityによるゲーム開発のチェックを入れてないとデバッグモードが使えなくなるので注意!
- C++によるデスクトップ開発
- Unityによるゲーム開発



5. UnityとVisual Studioの連携
Unityで作成したプロジェクトをVisual Studioで開発するために、次の手順で連携を行います。Unityを起動して何でもいいのでブロジェクトを作ってから連携の設定をします。
- Unity Hubの"Projects"タブで、新しいプロジェクトを作成または既存のプロジェクトを選択します。
- “Open"をクリックしてUnityを起動します。
- メニューバーから"Edit" -> “Preferences"を選択します。
- “External Tools"を選択し、"External Script Editor"のドロップダウンメニューから"Visual Studio"を選択します。
- 変更を保存して閉じます。
- Unity内でスクリプトを作成または開いたときに、Visual Studioが自動的に起動するようになります。
以上で、Unityのアカウント作成からVisual Studioとの連携までの手順が完了しました。これでUnityの開発環境を準備する準備が整いました。Unityの世界への第一歩を踏み出して、素晴らしいプロジェクトを作り上げてください!
